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【タロット】「デス」を生きる

2015年3月7日 - スピリチュアルタロット 講座ブログ

タロットカード大アルカナには、デス「死神」というカードがある。
全部で78枚あるカードの中で最も大きな意味を持つカードの1枚といわれて
いるカードだ。
新春タロットでは、約80名の方々の今年一年のエネルギーの巡りを読ませて
いただいたが、今年はデスというカードを引いた方が多かったような気がする。
私も例外ではなく、3月にデスを引いて
いる。
death
その威圧感のある、存在感のあるカードを見ると、なんともインパクトが強く、
そのカードの月を待ち焦がれているわけではないけれど、「いよいよ来たな~。」
という感覚が否めない。
私のデスカードのサポートカードは、ワンドのナイト。
「無、空、死、滅亡」の中身は、ワンドの
ナイトということだ。
火のように激しく燃えるエネルギーの王様。

自分の決めた方向性にまっしぐらに
そのエネルギーを使う、それも王である
という権力を振り回したような形で、
ちょっと横暴で、周りの言う事にも耳を
傾けずに、「そんな、ご無体な~~~。」と誰かが叫んでも知らんぷりで
「王命であるぞ」的な勢いがあるくせに、
飽きっぽく、奥様である王妃様に
白い目で見られると、途端にやる気をなくすような、誰かに腰を折られると、
「え、、、」と途端にひるむような、そんな
もろさをどこかに持っているような
このキャラのエネルギーが「死、滅亡、手放す」状態になるということだ。
んんんん~~。
確かに私はこういうところがある。
思い立つとじっくり計画を練るというよりも、走り出しながら躓いたら立ち
上がり、何かが足りなければ、走りながら足していく、という感覚で物事を
進める。
そして自分の中で「もういいんじゃない、これ。」となった途端に、「あっそう。」
みたいにブームを終える。
もちろん人生の中で、密かに自分のブームは去ってしまっていても、始めた
以上は、無責任なのはダメだよね、という強い意識があり、責任をきちんと
果たすということを強いて、やり続けている物もたくさんある。
そこら辺のエネルギーを自分が持っていること、要するに「責任感」だが、
それには、ものすごく助けられていると思っている。
確かにそれは時に足枷、制限になるが、ワンドのナイト的性格を強く持っている
自分にとって、責任感は、良きパートナーであり、これがなければ、自分の
人生はかなりまずいことになっていたと思う。
今月は、自分の猪突猛進、我に返ると「あれ?」的エネルギーが、
「さっさとやれ~~、ついてこい!」振り返ると誰もいない的エネルギーが、
奪い去られて空になるということなんだ。
自分のことながら興味深々。
さらに言えば、私の今年の中心カードはムーン、闇の中。
moon
動かずに自分の変化に感性を研ぎ澄ませながら、新たな日の出を待つという
一年。
対外的な動きは少ない一年ではあるが、
3月にワンドのナイトのエネルギーを
全て奪われ、4月に持っているカップの
エースに、新たな情報が流れ込み、
日の出に向けての新たな人生への準備が始まる。
カードは面白い。
自分のエネルギーの状態を鏡のように見ることで、自身のエネルギー使いの癖が
はっきり現れ、その癖が自分の人生を輝かせることもあれば、自分の
人生におもいっきりブレーキをかける時もあることを教えてくれる。
カードを見ながら内省すると、どいうい現実で、このカードの情報が目の前に
繰り広げられようと、ともかくその現実をきちんと受け止め、自分の中の新たな
エネルギーを、育てようとなんとなく覚悟が決まる。
3月、私は「デス」を生きる。
自分の最愛の友であり、いつでも自身と共にあったエネルギーの使い方が奪い
去られるらしい。
その後に入ってくるエネルギーが完全に自身の中に落とし込まれるのは、
6か月後らしいが、その間も自分らしい思考錯誤をやらかす様子がカードを
見ていると良くわかる。
でも、その試行錯誤も、死んだ後は多分ちょっと違う形に変化しているに違いない。
そいうい自分に会えるのも楽しみだ。
今年の一年の流れを観にいらしてくださった方々、時々情報を見直して、
今自分がどの流れの中に身を置いているか、意識してください。
何気なく見逃してしまう情報も、意識を持つとたくさんの気付きを与えてくれます。
3月22日、タロット講座アドバンスは、そこら辺のことをみんなでシェアしましょう。

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