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高島なゆみのエネルギーの世界 第3回を終えて

2015年7月1日 - 特別講座 講座ブログ

第3回は、最初に「エネルギーとは」のオイルワークで、一つのツールを通して
自分の感性を信頼する、自身に目を向ける、そして相対を持った時に同じように
相対に対して意識を向け、創造性を使い、相手のために必要な物を的確に差し出す、
というレッスンをした。
お渡していたオイル情報のプリントももちろん参考になっただろうが、大切なのは
少しずつでいいから自身の感性を信用する力を身につけ、さらに相手のエネルギーを
感じ取る感性と、それに対して自分ができる最良のことを選択する力を、養うことだと
思っている。
オイルというツールを通して「相手のために、自分が何をチョイスするか?」という
レッスンは、たとえば相談事に乗るとき、たとえば相手がバランスを崩している時、
どういう言葉をかけようか、何を自分がサポートしようか、と自問するのとまったく
同じ感覚だ。
できるだけ繊細に相手の情報を取れれば、関係性で、「まさかの怒り」に出くわすことは
少なくなるかもしれない。
私の場合は、矛盾しているようだが、誰かの思わしくない状態を「ヒーリング」という
形で整えてくれと頼まれた時、自分の中で、この人はこういう状態だから、それは
苦しいに違いない、これをこういう状態にしてあげれば、この人は苦しくないに違いない、
という想念を一切持てない。
相手の情報は、触感、鼻感、視感、体感、味感から自由に入ってくるが、それを自分の
意識に落とし込むことはほとんどしない。
その情報を言葉や、色や、音や、味で自分の頭の中に、要するに自分が自分の頭で理解して
こうしよう、ああしよう、と考える前に、自分の理解を超えた次元の自分が
勝手に調整してしまうので、後付で自分がやったことを頭で理解して、相手に説明する
感じになってしまうが、それは生まれつきの感覚なので、そういう情報の使い方を
しない方々は、自身の知覚力を上げるという訓練が必要だと思っている。
このワークショップは、あくまで私がどのようにエネルギーを理解し、どのように
それを動かしているか、ということをシェアするワークショップだが、必要な部分は、
なるべく皆様と理解し合えるように、アロマオイルを使いながら、体感を通して
感じ取るという形で理解を深めて頂きたいと思っている。
今回は初回のオイルの課題だったので、エネルギーの違いが明確なオイル、5Dシフト、
ブッダ、グラティテュードを3本使用したが、上級者になれば酷似しているオイルの
微妙な波動の違いも理解でき、的確に必要な物を選び出せるようになると思う。
ワークの最初で行うエネルギーの知覚交換会も、微妙な情報のやり取りを続けることで、
確実に知覚力は上がるので、感じられる時、感じられない時、感じられる人、
感じられない人と、その時その時の自分の感覚を自分なりに落とし込んでいく
という経験を積み重ねることが、知らず知らずに自分の感性を磨く力になっていく。
やっと進んだ次の課題、「気滞、エネルギーの滞り」。
この課題は、エネルギーを語る時、最も重要なことだと思う。
ちょっと難しい話をすると、中医学的には、実症と虚証という、
エネルギーが(気が)過多になってしまっている状態と、
エネルギーが(気が)なくなってしまっている状態を
表す言葉がある。
その、実症と気滞の概念や状態を同一と思っている方がいるようだが、それは全く
違うことだ。
多くの症状は、実症であっても虚証であっても、それを引き起こす原因は気滞にあり、
その気滞症状はどの次元でも引き起こされ、もっともやっかいに絡みついて、どこかの
次元の流れをせき止める。
情報を動かす時に、私が最も留意するのは、どこに気滞が起きていて、その起因は
どの次元のどの意識にあり、それをどうやって紐解いて流れを作るか、ということで、
極論を言えば、そこさえ改善できれば、自分の人生を自分の情報に基づいて生きることが
できると私は思っている。
ただ、難しいのはこのエネルギーの滞りは、ほとんどが深い潜在意識の中に原因があり、
実際それが現実の肉体まで影響を及ぼしている場合、どの情報から整理整頓すれば
最も効果的か、というのを見極めることだと思う。
私の場合は、自分の覚醒意識が勝手に決めて、勝手にやってしまうので、理屈が
後付になるのだが、そうではない状態であっても、知覚力、洞察力を高めれば、
自ずとここから変化を促すことが最も効果的と理解できるようになると思う。
言葉にすると難しいような、よく理解できないような感じになってしまうが、この講座を
通して、「気滞」という症状がどういう症状で、それは感触としてはこういう感じで、
そしてこうすると結構それは改善される、くらいのことを理解し、実行できる状態までは
皆様と一緒にやっていきたいと思っている。
気功師やヒーラーになるわけではないからあんまり関係ないと、もしお思いの方が
いらしたら、「気滞症状」は、感情でも思考でも、自分の未来を描くという想念にも起こり、
それを自分が紐解く方法を身に付けておくということが、自身の人生ではものすごく
役立つという形で捉えて頂けたら嬉しい。
また、悩んでいる人、行き詰っている人、自分を見失いそうになっている大変近い人たちの
サポートも、この人がどこで情報を滞らせているか、という視点を持てるようになると、
解決策を導きやすくなると思う。
エネルギーの領域の知識を持つということは、自分の人生のあらゆる側面が全て
情報で成り立っている以上、あらたな視点を持ち、あらたな世界観で物事を捉えられる
ようになるということで、その「あ、そういう見方があるんだね~。」という部分を、
たくさん共有し、自分の思考や感情、凝り固まっていた自分という物を解放する
機会として利用してもらいたい。
第4回の課題は再び「気滞」。
これをもう少し掘り下げながら、自分の気滞症状を見つけ、それを解放する。
また、相対に働きかける方法などを、ミカエルザヤットアルケミストオイルを使用しながら、
チャレンジしてみたい。
次の課題、「バランス」を齧れたらなお嬉しい。
次回第4回は、8月23日、10時半から1時半の3時間です。

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