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自己確立 ~ エネルギーヒューマノロジー講座 第7回を終えて

2015年8月18日 - セルフヒーリング 講座ブログ

ミカエルの所から帰ってきて、最初のワークショップの課題が「第三チャクラ~自己確立」
だったことは、大変タイムリーだった。
昨年8月、今回のプレイショップの準備と打ち合わせを兼ねてミカエルを訪ねた時から、
約1年という月日のなかでの彼の変化は想像をはるかに超え、彼の作り出すオイルは、
文字通り「新しいミカエルの世界」を彷彿をさせる物ばかりだった。
ある情報領域に達成した人の変化の流れは強く速い。
それを目の当たりにした私は、彼がこの領域に達するまでの不屈の精神と、向き合い続ける力に
大きな驚きと称賛、そしてその孤独を思った。
自己確立とは、ある意味孤独を知るということだ。
どんなに愛している、もしくは愛してくれている誰かであっても、決して分け合う事の
出来ない領域があるということを、実感し、そこにくつろぎを感じる強さを併用し、
それが故の自身の安定を確立するという作業だ。
その強烈な自己愛を、自己自信を、自己尊重を確立していく孤独な作業だ。
依存心が強く、自身と向き合う勇気を持てず、その過程で誰かの励ましや同意、
賞賛が必要であればあるほど、自己の確率は難しい。
昨年のミカエルが、
「もしかしたら僕はクレージーなのかもしれない。
 でも、それでも僕は僕が信じていることをやっていくんだ。
 自分は決めたんだ。
 愛を与え続けると。
 何度裏切られても、僕はそれをやり通したいんだ。
 自分が決めたことを、自分がやりぬくために。
 彼のためではなく。」
と、力強く、まるで自分を励ますように、私に語ったことを思い出した。
彼は孤独だった。
私も、そして彼の周りにいるたくさんの友人たちも、妻も子供も、みんなミカエルを尊敬し、
賞賛し、感謝し、そして応援している。
彼がそういうなら、それがうまくいくように、できることをしたいと心から望んでいる。
それでも彼は孤独だった。
私は、その彼の孤独を、孤独な魂の叫びを、その日聞いた。
あれから一年。
ミカエルは、穏やかに、温かく、でも確実に違う世界を生きていた。
更に自身への確信を強め、自分が過ごしてきた日々を肯定し、これから歩んでいく日々に
揺るぎない自信と喜びを抱いていた。
自己の確立。
自己確立は21歳くらいまでになされ、そしてその上で、社会との融合、社会の中で
自身の能力を発揮し、社会に能力を還元するということによって、自身の生命を支え、
喜びを得る、という概念を持っていた私は、ミカエルの変容と今を生きるすがすがしさ、
自身への確信と自身への深い愛に触れて、自分の稚拙な理解が、根本から揺るぐのを感じた。
自己の確立と言うのは、できているできていないではなく、自身の確立度合いによって、
その上に成り立つ人生が違うのだと。
今の自分は、今の確立の上に成り立っている自分で、その自分がさらに何かを求める時には、
必ず自身への回帰が必要であり、自身の確立という基盤を大きく、太く強固にする
ことによってのみ、新たな変容が生み出されるのだと。

今回の第3チャクラ、自己確立の課題は、以前とは違うニュアンスの、以前とは違うメッセージを伝えたワークショップになった。
ミカエルの一年の苦悩と戦いを通して教えてもらったことを、このワークショップで皆さんと
シェアできたことは、私の大きな喜びだった。

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