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強迫観念

2016年5月20日 - セルフヒーリング 最新情報 講座ブログ

月に一度行っているセルフヒーリング講座の話を、色々な講座に出てくださっているお客様としていた。2回目は情報をバランスよく取り、バランスよく使うという、エネルギーワークの最も大切な基礎の基礎についての重要な講座になる。

 

情報を受けとり、情報を出すというエネルギー講座は、色々な形で行っているが、それがタロットカードであろうと、アロマオイルであろうと、カウンセリングという言葉の情報交換であろうと、ヒーリングという気を動かす手技であろうと、どのツールを使っても、ポイントは、情報の受け取り方とそれを効率よく使うことだ。

 

その根底の基礎を作るというのが2回目なので、ここはしっかり皆様にわかっていただけるように、頑張らなきゃ、と私が言うと、

 

「高島さんのガッツリ、わかってもらえるように強調する、は辞めた方がいいですよ。みんな緊張するし、強迫観念に近い物がありますから。」と言われた。

 

講座に出席してくださっている人たちの今までの経緯を見ながら、多分ここの重要度を理解していただくことが、うまくできていないのではないか、という深い反省の下、ワークの内容を組み立てた私は、「強迫観念。。。。」とかなりビックリした。

 

今までゆるゆるやっていて、なんとなくゆるゆるになっていたこの基礎作りを、「すみません、ここゆるゆるでは困ります。ここ、しっかりやりましょう。」とやると、=強迫観念って。

 

さらに相手は続けた。「情報を使うということが、良くわからないんですよね~。」

 

その後、私の中で新鮮な響きとして「強迫観念」という言葉が木霊した。自分の人生の中で、「強迫観念」と断定した意識を、思えば持ったことがなかったかもしれない。

 

セルフヒーリング講座は、全8回の長丁場。そして講座料が、ワンディ講座よりずっと高い。受講してくださる方々に、それだけの金額と、大切な時間を使わせてしまって、それでも来てよかったと思ってもらえる講座作りは、いつもだらだらとしている私の人生に、強烈なスパイス入れました!くらい、ストレスがかかる、目が覚めるような大仕事だ。

 

お申し込みを頂くと、その方の顔が目に浮かび、緊張する。この方に、どういう情報が伝わりやすいかと考えると、組み立てたワークショップがなんとなく物足りなく、情報不足なような気がする。少し足しておこうか?ここまでいれると混乱するかな?全体的なバランスもあるしな。再受講の方がこれくらいいらっしゃるから、この方達にとって新鮮な情報を入れようかな~、と悩みは尽きない。

 

もしかしてこれ、強迫観念?ちゃんとやらなきゃ、必要だと思われる情報を伝えなきゃ、来てよかったと思ってもらえるように手を抜かずにって、こういう私の気持ちが、強迫観念ぽくって、そしてそれが相手に伝わってるの?

 

辞書を引くと強迫観念の定義は「考えまいとしても脳裏に浮かび、自分の意志では払いのけることのできない観念。」と書いてある。

 

なるほど~~。

 

私は確かにものすごいストレスを感じている。何をやっていても、どこかで講座のネタ探しをしているような所がある。あ、この情報、この講座に使えるかもと、メモしたりする。それ、強迫観念?「考えまいとしても脳裏に浮かび」って、まるで大好きな恋人のことをついつい思い浮かべてしまうみたいな感じ?「自分の意志では、はらいのけることができない。」ってますます恋する私って感じ?

 

それ、何か問題なんだろうか?人生何らかの拍子に、それこそ寝ても覚めてもという状態に陥ることはある。でもそれ辞めたほうがいいと忠告してくれるくらいだから、問題なんだよね、多分。

 

「辞めたほうがいい。緊張するし逆効果です。」と忠告してくれた方は、「大切です、やってくださいね。」と言われると、強迫された気がする + 緊張する + やる気がなくなるということなんだ。「やらなきゃと思い、意識を引きしてめて、毎日5分でも頑張ってます!」にならないということなんだ。

 

ここゆとりはダメですと強調されると強迫された気分。それによって皆が緊張する。それはダメだからって、緊張はNGなの?情報の取り方は面白い。こちらが出す情報を相手がどう受け取るかは、こちら側と相手側のキャッチボールだから。

 

私は人生で初めて「強迫観念」に向き合った。多分彼女が私の情報の出し方から感じているエネルギーは、私の人生の中では子供の頃に父から受けとっていたエネルギーに似ているのではないかと思い当たる。

 

強い制限力、断定する感覚、時として高圧的だと感じられる物の言いかた。「そんなに物事に対する理解力がないと、両親がいなくなったら生きていけないぞ。」と言われ続けたというか、最近も言っていたかも?

 

反発を感じながら、いつまでも心の中にその言葉が消えずに残るあの感覚。時々襲う、もしかして本当にやばいの私、という不安。そんな感覚(あくまでも感覚です)を与えているのではないかとフット思った。

 

そんな中で私が「強迫観念に捉われている」という認識を一度もかけずにやってきたのは、相手の言っていることがごもっともだという絶対的な真実と、人の忠告には頭を垂れて聞けという不文律と、ちゃんとやれ、しっかり生きろ、頭を使え、気を働かせろと叱咤激励される度に、言われたくなかったらやるしかない、と思っていたからだ。

 

そしてそれは父のためではなく、自分のために必要なことだと認識していたからだ。そしてその根底には、父の愛情を信頼していたし、父の娘である自分を信頼していたからだ。

 

私は残念ながら、彼女にとって信頼に値する講師ではなかった。だから「強迫観念」という意識を引き出したのだ。

 

29日のセルフヒーリング講座を前に、思いがけずにやってきた新たな情報を、活かせるようにしなければ、と自分に言ってみた。自分が出す情報を素直に受け取ってもらえるように、自分が心を開くという課題を忘れずに今後の講座に臨もう。

 

セルフヒーリング講座は、自分が大切に持っている多種多様なエネルギー要素を、有効に使えるように動かし、顕在化させ、時に浄化し、自分を開花させていくための講座だ。その過程では、感情が大きく動いたり、不快な記憶がよみがえったり、自分が抱える不安が突然自分を襲ったりするかもしれない。

 

そんな時には、是非そこから逃げずに向き合って欲しい。自分が持っているこの感情は、自分が感じている自分の感性なのだということを忘れないで欲しい。誰かのせいではなくて、原因もそしてそれを解決し、解放するのも、自分のやることなのだということを忘れないで欲しい。

 

そしてできればその情報を、みんなとシェアして欲しい。シェアすることによって、新たな自分の感性が開いたり、相手から自分を見つめる機会をもらえるから。

 

自分の感性を自分のために使う。そして他者のためにもそれを使う。それが情報を使うという事だから。

◆セルフヒーリング講座◆
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第2回「自分の存在価値に意識を向ける」
http://holisticnaturaltherapy.com/class_list/totalhealing/selfhealing/

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