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セルフヒーリング講座 第2回を終えて

2016年5月31日 - セルフヒーリング 最新情報 講座ブログ

先日講座にご参加くださった方々、ありがとうございました。

 

今回は、エネルギー(情報)を扱う際に、肉体から精神までを整える基本的な感覚を理解するための2つの瞑想を練習しました。

 

1.丹田にエネルギーを溜める
2.ビジョンを使いやすくするための呼吸を利用した瞑想

 

講座でお話したように、この2つは体を本格的に使うための準備運動の1つですので、毎日ちょっと時間を見つけて続けていただきたいと思います。「丹田に温かなエネルギーを感じることができる」「自分が頼りなくなった時に自分の本来のビジョンが見える」それだけで、十分自分の存在を自分が強く感じることができます。

 

また、2つの情報の受け取り方、使い方を、色紙とご自身で作っていただいた理想の自分のエネルギー状態というツールを使って、実践していただきました。ここでは、正直言って私の予想外の混乱が起き、新たな課題が浮き彫りになりました。

 

講座を構成をする際は、必ずここがポイントと、まず点を1つ決め、それを理解してもらうために内容を作り込むのですが、実際講座に臨むと「!!! そこか~~」ということが多く、今回も色を使って、ただその色を見て、そのまま情報として出すというワークで、皆様の手から出てくる多種多様なエネルギーに、びっくりしました。

 

肌色でも灰色でも色を出していればいいけれど、それは色とは言えない、というエネルギーを出されている方もいて、一瞬「これって、難しいワークなの?」と自問自答してしまいました。

 

そして、これはエネルギーの出し方ではなく、受容の仕方が問題なのだと気づきました。講座でも言いました通り、情報の受容の仕方とその利用の仕方には、色々な方法があり、その色々な方法を少しずつ身に付ける必要があります。これは目に見えないエネルギーのことだけではなく、あらゆる情報です。

 

たとえば、講座で「赤というエネルギーをどのように受け取りどのように出しているか?」という質問に「全身に赤を入れ、それから出している。」「自分の赤を出し、だんだん見ている赤に近づけている。」「自分の赤を出している。」等々、それぞれの返答をいただきましたが、あの場合は、見た色をそのままエネルギーとして出せばいいので、何も「自分」を関与させる必要がありません。

 

受け取って、そのままその色を出す、というとても単純な練習です。何をするにも、何を見ても、意識が自分中心だと、自分を介在させない情報の受容、発信が難しいのかもしれません。

 

今後セルフヒーリング講座では、自分が自分にかけている制限を緩めながら、自分の人生の可能性を拡大していくということをやっていきますが、そのポイントの1つは、情報の受容とその使い方のバリエーションをいかに増やすかということです。情報の受け取り方にバリエーションがないと、おのずと入ってくる情報に大きな制限がかかります。

 

自分が関わる取り方しかできないと、自分が関わりたくない情報は扱えなくなります。「関わるとつらいので、知らん顔しています。」「私はお役に立てません。」「何かしなければとも思うけど、何もできない。」という情報に対してのスルー観が強くなります。同じような物にしか反応できない、同じような反応しかできないという状態を作り出します。

 

日々たくさんの方々と接し、たくさんの情報に触れ、共振したり反発したり、認知したり、貯蔵したりと色々な形で情報を処理していますが、その情報が来た時にどのようにその情報をもてなすかという権利を個人個人が持っています。

 

そのもてなし方法をバリエーション豊かにすることで、少しずつ「どんなお客様がやってきても私はそれなりにトリ―トできます。」という状態になっていきます。それが、自分の自信、自己信頼、関係性の豊かさ、そして色々な情報と自由に交流できるという状態を作っていきます。

 

情報が豊かであれば、1つのことにたくさんの選択肢を持ちますが、そこに直感力が備わると、豊かな情報を組み合わせて、状況に対して最善の選択をするということが、可能になってきます。

 

第2回のワークショップのポイントは、

 

1.エネルギーを扱う上での準備体操
2.エネルギーを受信発信する方法はバリエーションを持つことが大切

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色を使ってそのままそのエネルギーを出すという練習と、自分の理想のエネルギーを自分に転写させるという練習の、エネルギーの扱い方の違いを体感していただけたのなら十分です。そういうエネルギーの扱い方は理屈で理解するよりも、体感として感じ、できるようになるということが大切です。

 

この2つのエネルギーの扱い方は敢えて言葉にするなら「主観的、情緒的」と「客観的、理性的」な情報の扱い方で、今後自分が自分を見つめていく中でも、また、他者からの自分を創造する中でも、他者の情報をフェアに理解する中でも、あらゆる場面で同等に必要になる重要なポイントです。

 

体感でエネルギーを2つの方法で自由に扱えるようになると、自然と思考や感情、肉体などのエネルギーの抽象度が低い領域は、それが行えるようになっていきます。自分が受け取る情報を、自分のどこの部分まで共有したいかということを、選べるという状態を作る第一歩の訓練です。

 

このセルフヒーリング講座は、以前協会で開催していたエナジェ講座の流れを汲むものですが、以前より多くのエネルギー的ワークを取り入れ、理屈より状態の変化を重視したクラスにしたいと思っています。

 

第3回は、情報を扱うための基礎的な状態の作り方をメインに、潜在意識の情報領域に踏み込めたらと思っています。

 

今回はお配りしたテキスト194ページくらいまでが内容としては終了していますが、復習を兼ねて次回は、「存在意義」についてディスカッションをしてみたいとも思っています。そんなこと真面目に話せる機会ってあんまりないですものね。

 

クラスで言いましたが、情報を動かすというのは、眠っていたものをたたき起こしたり、肉体的な負の要素が浮き出てきたり、不安定な状態を作りやすかったりします。そういう状態になられた方はご相談ください。

 

また、クラス中に眠い、退出したい、一人になりたい等の変化が出た場合は、我慢はまったく必要ありません。この講座は、自分のペースで、自分が自分の情報を受け入れ、認め、叱咤激励し、色々な人に出会い、色々なエネルギーに触れ、感性を磨き、個性を育て、自分という今世を自身の足でしっかり生きるための講座です。

 

第3回セルフヒーリング講座、またお会いできることを楽しみにしております。

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第1回、第2回の補講をご希望の方は、ご自分で復習をしてみて、ちょっと不安、また、テキストを読んでさっぱりわからない~という方は、補講が有意義かもしれません。

 

補講の予約はベリーノ・ベレッツァ(03-3406-7226)までご連絡ください。

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