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スピリチュアルアロマ~陰を育てる~を終えて

2016年10月18日 - スピリチュアルアロマ 最新情報 講座ブログ

ワークショップを終えると、いつも感じることだが、必要な情報をきちんと伝えきれていないのではないかと、漠然とした不完全燃焼感が残る。

 

受講してくださった方がたには、全体的に理解する情報と、自分に対しての情報の両方がきちんと納得できる形で落とし込まれるということが、大切だと私は思っているが、それぞれのバックグラウンドや、講座の受講回数や、情報の取り方の癖があり、全員に万遍なく理解してもらう、ということがなかなか難しい。

 

どの講座もそこはかなり意識しているが、エナジェティックヒューマノロジー講座やセルフヒーリング講座、エネルギーワーカー養成講座などの受講生の質問に答えている内容を、初めて講座に来てくださっている方々が理解してくれているのかと、フット考えると難しいかもしれないと、反省する。

 

今回も、どちらかというとビギナーの方にもわかるように組んだ内容だったはずだが、質問に対して答えていると、東洋医学の知識の少しわかりづらいところに踏み込んでしまったり、情報領域のちょっとわかりづらい説明になってしまったりと、相変わらずそこがうまくできないな~という壁に、自分が何度もぶつかってしまう。

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今回のワークショップでは、肉体の養生の部分も内容に組み込んでいたので、それに沿った食やオイルのご紹介もさせて頂いた。

 

講座を草案している時に最も迷ったのが、情報を制限するかなるべく多く出すかだったが、結果としてなるべくたくさんの情報を出すということに決めた。

 

私自身はたくさんの情報からだんだん情報を絞っていくという形で情報の整理をするので、最初の情報がたくさんあればあるほど、絞られていく過程での情報整理が多岐に渡り、それをやっている最中に次の課題を見つけ、一つの整理が60%くらいになってくると、すでに次の事をやりたくてやりたくて仕方なくなり、それを原動力に残りの40%を走りきる、という性分だ。

 

それに反して情報がたくさんあるとそこですでに混乱をきたして、どんなに情報が満ちていても、自分が今向き合う情報はこれです、と自分に制限をかけ、その他の情報には見向きもしない、という情報の使い方をする人もいる。

 

どちらがいい悪いではないが、たくさんの情報から自分を主役にキャッチする力と、情報が自分に向けて語りかけてくる声を、拾おうとする意識を育てるためには、なるべくたくさんの情報を出した方がいいのではないか、と考えた。多分、かなり情報は混沌としてしまったと思うが。

 

潜在瞑想の後のスクラップ貼り絵は、ものすごく個性が浮き彫りにされた。自分が普段意識に上げない潜在意識の一端を瞑想というツールで浮き上がらせて、それを貼り絵という形でビジョン化していただいたが、できあがった一枚の絵が包有している情報が、どれだけ意味深く、自分を語っているかを、是非感じていただきたい。

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一人一人の作り出した世界観に対して、ゆっくり語り合いながら、情報をまとめ、意識を深めるということをできる時間があったら、もしくは、みんなで一枚一枚について、ゆっくりシェアしながら、他者の情報を通して自分を見るということができたら、このワークショップは全く違った情報の広がりを持つだろうと感じた。

 

それは今回の主旨ではないので、深くはやらなかったが、エナジェティックヒューマノロジー講座やセルフヒーリング講座、エネルギーワーカー養成講座などを受講してくださっている方々対象の、情報の洞察力と表現力、それに対してのサポートを学ぶという形では、とても面白い講座になるだろうと考えた。
それはそれぞれが作り出したオイルも同じで、大変個性的な、絶対にこの人しか作り出せない、というオイルをそれぞれがブレンドしていた。

 

情報というのは、面白い。

 

どんなにその人が取り繕っても、何かをクリエイトする、何かを表現するという時に、その人の個性があらゆるところにちりばめられる。

 

個性を分解すると、その人の持っているポテンシャリティー、その人のウィークポイント、その人の物の捉え方、その人の情報の出し方、その人の意識の使い方、その人のエネルギー量などなどあらゆる情報が、ちょっとした貼り絵や、ちょっとしたオイルのブレンドの細部に個性という形で息づいている。

 

自分が作り出した物から、客観的に自分を分析できると、自分の課題と自分が有効に使える情報が明確にあぶりだされるだろうが、それだけの客観性を身に付けるのは、至難の業だ。

 

それでも日々の細やかな自分に向ける視線を大切にすると、自然と少しずつその情報領域は広がっていくと思う。

 

今回ワークにご参加くださった方々は、貼り絵とオイルという自分の中に眠っている最強で最善のパワーを引き出す二つのツールを自身でクリエイトしてくださったので、是非そのエネルギーを感じ、ベクトルを理解して自分の人生に活かして頂きたい。

 

意図したわけではないが、その日は牡羊座の満月と重なり、恒例のツクヨミ遠隔ヒーリングを夜行った。

 

昼間ワークショップにご参加くださり、遠隔をご希望されている方々は、特に浮き彫りにした潜在意識の上にびっしり乗っかっているネガティブ要素に変容してしまっている情報の浄化には拍車がかかると思う。
その他の陰の世界感に関しての情報は、大きな風呂敷でざっくり包みこんだ形になったが、そこから派生して、季節感、肉体、食、オイル、ホログラム、瞑想と、何か一つ自分が取り組みやすいと感じた物をテーマにして、この秋冬、ゆっくり向き合って見ようと思っていただけたらと思っている。

 

お渡ししたテキストには、参考になるオイルやホログラムのご紹介をしているので、手持ちのツールで該当するものがあったら、その情報領域を知覚するということを、試みていきただきたい。

 

最後に、ゴマの温かプリンだが、練り黒ゴマ大匙1.5杯に、豆乳150cc、くず粉20グラムが目安の分量。蜜は普通の蜂蜜でも、砂糖シロップでもお好みで。ちょっと残っているナッツ類や、グラノラなどを蜜にからめて一緒に召し上がるといいと思う。

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栄養が足りなかったり、体の冷えが気になったり、浮腫みやすいと感じたりした時に手軽に作れて腎や肺気を助けてくれるので、お勧めする。

 

季節よく、お忙しい中、ワークショップにご参加してくださった方々には、心から感謝している。いつもいつも思うが、ワークショップを通して一番勉強させていただいているのは、私自身だ。

 

今後も参加してよかったと思っていただけるワークショップを開催できるよう、陰の季節にやるべきことを、私自身もしっかり取り組みたいと思っている。

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