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セルフヒーリング講座 第7回を終えて

2016年11月6日 - セルフヒーリング 最新情報 講座ブログ

8回全部を自分で受け持つということは、大きな責任があると思っていた。頂く金額に見合う情報をだせるのだろうか、という不安も大きかった。

 

毎回毎回頭を絞りすぎて、準備が終わるとなんとなくバーンアウトしてしまう。講座が終わると、「え~と、大丈夫かな~~」と、不安になる。そんな繰り返しでとうとう7回を終えてしまった。

 

今回のセルフヒーリング講座で、心がけたことは、突っ走らない、一歩一歩、自己満足をしない、変化を一緒に楽しむ、一歩進んで半歩戻る、などなど、数えればたくさんあるが、やはり結構盛りだくさんに畳み込むような講座になってしまったのではないかと反省する。

 

この講座を始める前に用意したテキストには、関係性、自己実現とまだ未踏の項目が二つある。一つ一つの項目を、サラっとやるか、じっくりやるかは、常に迷うところだが、今回は感情の部分に多くの時間を割くことになってしまった。

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情報量を拡大していく中で、最も厄介なのは自分が自分の経験から作り上げた思い込みの情報領域だ。その思い込みこそが自分の個性でもあるが、個性を相対の世界で開花させる領域まで情報を広げない限り、個性は他者から見たら、単なる我儘であったり、社会性のなさであったり、自己本位であったり、自分に対する過剰評価であったり、おおよそ好意的な評価は得られない。

 

有害な個性の元凶は、感情領域の未発達だと私は思っている。感情が大雑把な人は、他者の情報を大雑把に捉える。自分がどう思われているかにも鈍感だから、勘違い人間にもなりやすい。総じて言うと、他者の気持ちが理解できない、客観性の無い人となる。

 

それはいかにもまずい。普通の大人としてもかなり不味いが、他者の情報領域に関わって何かをしていきたいとなると、それは致命的な欠点になりかねない。

 

感情領域の未発達には大きく分けて二つ原因がある。一つは大雑把な環境の下、大雑把に育ったタイプ。もう一つは、感受性の強さが生きることを大変にしたことによって、感じるということに蓋をしたタイプ。

 

前者は「今からでも遅くない」を、合言葉に感情を学ぶことを心がける必要がある。後者は、自身の感情を解放し、感じることを許すことを始める必要がある。

 

感覚+思考+感情+創造性によって育まれる感性の土台は、情報領域を広げるために必要不可欠だ。その大切な要素である感情領域が脆弱だと、どんなに訓練をし、経験を積んでも、情報領域を広げ、多角的に情報を使いこなすことはできない。

 

感情を抽象度の最も高いところでまとめる力と、細部に渡って知覚できる感受性を両方育てない限り、自分が扱える情報領域は、ある一定の限界を超えることができない。

 

情報領域は陰と陽の正比例で広がる。自身の感情のるつぼが大きければ大きいほど、陽の情報領域へのアクセスは広がり、高次の次元の情報領域を自由に使うことができる。そのために感情の部分は、時間をたっぷり使った。

 

セルフヒーリング講座は、自分を理解するための講座だ。自分を感じ、自分に気づき、自分を理解する講座だ。第8回は、「自分の変化に気づく」「関係性」をテーマにする。

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来年はエネルギーワーク講座を予定している。まだテキストは全く手がついていないが。イメージとしては、セルフヒーリングで自身が感じたこと、自身が変化したこと、自身が理解したことを、相対の世界を通して実感する、修正する、使ってみる、をテーマにしたいと思う。

 

自分の変化が、果たして自己満足の領域で留まっているのか、相対の世界に働きかけるだけの土台を構築しつつあるのかを、確認しながら、日常のケアで使える情報、エネルギー的ヒーリングの方法、ツールの使い方、中医学的な肉体の捉え方、多角的な視点で捉えるアドバイスの方法などを、講座に盛り込んでいきたいと思っている。

 

◆セルフヒーリング講座◆
http://holisticnaturaltherapy.com/class_list/totalhealing/selfhealing/

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