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エネルギーワーク講座 第4回を終えて

2017年10月11日 - エネルギーワーク 最新情報 講座ブログ

折り返し地点でもあるので、まず、一つ一つの確認をしようと思った。

 

この講座は、習得したら何になれるという直線ベクトルの講座ではなく、
あらゆる場面で活躍の場を広げるための、自身の可能性を拡大させるための土台作りの物だ。

 

受講して下さる方々それぞれが、それぞれの目的に応じて自由に使ってもらいたい、
最終ベクトルも自由に設定してもらいたいと思っていたが、
あまりにもぐずぐずと漠然とした空気が漂うので、一応、最低ここまでは修得しよう、
それを修得すると、こういう事に使える、というビジョンを持ってもらうために、
あくまでも講師の立場から目指す地点を明確にした。

 

また、以前のエナジェティックヒューマノロジー講座とエネルギーワーカー養成講座を受講した方々も
いらっしゃるので、以前のエネルギーワーカー養成講座と今回目指しているゴールは違うということ、
気功とヒーリングの違い、そして東京で私が行っているワークショップは全て、
繋がっているということも説明した。

 

セルフヒーリングからエネルギーワークへと続く講座は、
自身を受け入れ、理解していくことによって、他者を受け入れ、情報を理解し、
必要な働きかけをすることの準備をする物だが、
エネルギーワーク講座では、純粋にエネルギーを扱うための訓練だけをしているわけではなく、
日常生活において、あらゆる情報交流、言葉や態度、必要な物質(食べ物や住居など)の情報をキャッチして、
気づきを得、有効な状態で情報を使う幅を広げるための講座という位置付けをしている。

 

普通のヒーラーや気功師になろうという講座との違いは、
自身を見つめるということに時間を割いている事であり、
自己啓発系の講座と違うところは、自身の物質的ゴールにいかに到達するかが目的ではなく、
自身の意識的覚醒が、己を自分の人生のゴールに自然と導いてくれる、
ということを理解していくことを目的にしているところだ。

 

エネルギーワーク講座は他者との関係性の中で、自身を鏡として見て行きながら、
他者に対する働きかけ、情報の取り方、エネルギー的調整の仕方の基本を、
一つ一つ身につけていくということを目的にしている。

 

今回の講座ではそのエネルギー的領域の調整のゴールは、他者を安定させるヒーリングを身につける、
ということを説明した。安定させる領域は、エネルギー的にはもっとも重要な領域で、
気功のエネルギーとしては最も高次なエネルギーであると同時に、
ヒーリングの領域では、肉体領域との境目のもっとも現実的なエネルギー領域だ。

 

この領域は、常に葛藤の領域で、私自身はその領域の安定の訓練を、
多分ほとんど毎日、3年くらいやっていたように思う。

 

私は、ヒーリングの指導者を誰も持っていないが、何といったらいいかわからないが、
言葉にすれば、見えない指導者にずっとぴったり寄り添われて、手取り足取り情報の整え方を学んだ。
自分自身が全く意識の中で何かを意図してやっているわけではないが、手が勝手に動き、
自身の意識で少しでも何かをやろうとすると、グッと手を取られて引き戻されるような感覚で、
逆らえない状態でヒーリングを学んだ。

 

この講座では、とりあえず、完璧とはいかなくても、受講してくださっている方々の知覚できる
最も高次な領域のエネルギーを安定させる、というところまでは、辿り着きたいと思っている。

 

同時に、エネルギーの知覚を強める、他者を受け入れ、理解し、エネルギー的癒着を持たずに共振し、
必要な手を差し伸べられるようになる、自己肯定と他者肯定、自己確立と他者尊重を、
色々な角度からアプローチしてたくさんの気づきを変化に変えていく訓練をしている。

 

また、言葉や、相手に対する接し方は、全てエネルギーを物質的に使っているだけで全てがエネルギーなので、
感覚で整えることが苦手でも、言葉で安定させる、態度で思いやるなど、やり方はたくさんあるということを、
理解してもらいたいとも思っている。

 

反対を言えば、思いやりのない言葉を投げかける人は、思いやりのないエネルギーで
相手をヒーリングしようとする。自分のことしか眼中にない人は、相手のためのヒーリングはできない。

 

気功治療はある程度「こうであるべき状態」が規定されているので、
その領域は何とかなってもヒーリングというのは、相手の求める心地良い状態に整える必要があり、
そこに自分はこう思う、という我は必要ない。そのためには、ある領域まで自分のアンテナを高くし、
それによって相手の情報をキャッチし、それに合わせて相手を整える必要がある。

 

今回の呼吸を使ったワークは、自分のエネルギーを浄化し、領域を守り、
自身を覚醒させていくための最もベースになる基礎を育てるための物だ。

 

ペアになり、お互いの変化を確認し合い、ちょっとした呼吸と瞑想でも
情報の入れ替えは充分行えるということも理解した。

 

 

この呼吸法は、意識覚醒のための呼吸法であって、気を溜める呼吸法ではない。
そちらの方はちょっと養生の気血水のワークの時に練習したいと思うが、
どうせエネルギーを使うなら、気功師としてのエネルギーの使い方、
ヒーラーとしてのエネルギーの使い方、両方使えるというのを目指していただきたい。

 

エネルギー的にあらゆる領域に対応できるということは、他者に対しては、
肉体面のサポートも、生き方に対してのアドバイスも全てできるということだ。

 

ワンディで行っている講座も、
気功向きの講座は、ちょっと養生
ヒーラー向きの講座は、スピリチュアルアロマ~ミカエルザヤットアルケミストオイルを感じよう~
情報を整理して、読み取り、きちんと理論に落とし込む訓練としての講座は、スピリチュアルタロット
と位置づけている。

 

ワンディの講座は、2時間をちょっと緊張、ちょっとメモ、ちょっと難しい、ちょっと楽しい、
という感じで過ごしていただけたらと思っている。

 

しっかり落とし込みができないこともたくさんあるだろうけれど、
自分なりに、何か一つでいいので、理解した、初めて聞いた、勉強になった、
という事があれば、それで充分だ。

 

学びという物はそういう物だ。

 

次回のエネルギーワーク講座は11月26日(日)です。
http://holisticnaturaltherapy.com/energy/

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