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エネルギーワーク講座 第7回を終えて

2018年3月30日 - エネルギーワーク 最新情報 講座ブログ

いよいよ講座のまとめを行う時期にきた。
バラバラとやってきたことを、実際どのように使っていくかに取り組む。

 

ここで問われるのは、セルフヒーリング講座で訓練した、
自身の感情や思い込みとの切り離しと、縦軸と横軸のバランスの取り方だ。

 

最初の例題で、方向性をどこに定めて、相手と向き合うか、ということにトライしてみたが、
相手が導き出すことと、こちらが関わることのバランスが、うまくつかめない様子がうかがわれた。

 

ヒーリングであれ、言葉であれ、人と関わる時に大切なのは、
その人が何を望んでいるかを導き出し、そちらに踏み出せる状態を整えることであり、
それは希望や、夢や、やる気を引き出すということとは違う。
時には、しっかり現実と向き合うための整理整頓を手伝うこともあるし、
辛いけれども、それを受け止めるためのサポートをすることもある。

 

いずれにしても、相手と向き合う時にまず大切なのは、情報を整理整頓するために、何をポイントにするか、
ということを見極め、思いが千々に乱れている相手の道筋を整えるところから始まる。

 

相手の相談に乗る、というところでは、相談者が作った10個の輪を元に取り組んだが、
そこで最も大切なのは、この問題のベースが何かを見極める力だ。
書かれている10個の輪を一つ一つ検証するのではなく、
10個の項目で、この問題を解決するための最大のポイント箇所を見つけ、
そのポイントをベースに会話を進める、ということが必要になる。

 

それは全体を把握する縦軸の力なのだが、全体を総括的に見るという視点は、
まだ育っていないような気がする。そこがないと、相手が抱える問題の根本的な部分に対しての気づきや、
この問題を通して、自分のどこを変化させることを促されているか、という視点を
相手にもたらすことができず、その場の解決だけを取りあえずサポートするということになりかねない。

 

どんな問題でも、それを問題だと捉え、それをどうにかしたいと思った時には、
その問題を解決していくプロセスで、自身の根本的に抱える強い制限に気づきを与え、揺るがし、
そこを変化させることによって問題を解決できる、という道を辿れると、
本人は、問題を抱えた甲斐があるし、そして今回のことを通して、自身を変化させることに成功する。

 

自身に対してもそうだが、まず問題を抱えた時は、整理する、
問題だと捉えている自分の内面の問題を把握する、そこに対して働きかける、
自ずと問題の解決方向が開けていく、ということを視野にいれて、取り組むと良いと思う。

 

次回は、コンサル、エネルギー調整、ツール、ベクトルをしっかり持たせる、
というところまで、実践で理解を深めていきたいと思います。

 

 

次回のエネルギーワーク講座は2018年5月27日(日)です。
http://holisticnaturaltherapy.com/energy/

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