久しぶりのセルフヒーリング講座を開いた。

 

この講座は自分のエネルギー場を整えることを中心に、自身が持っている情報を

有効に使い自分を生ききることを目標にしたワークショップとして構成した。

 

壮大なテーマではあるが、もちろんやることはいつでも地道で、地に足をつけながら

一歩一歩進んでいくので、ワークを終えて「なんか変わった、すごい、自分が成長した。」

という感覚を持つことはなく、「ふ～ん、そういうことか。」くらいの感じがちょうどいい。

 

あそこで体験したことを、ちょっと自宅でもやってみるか、という取り組み回数が、

少しずつ増えてくれると嬉しいとは思うが。

 

 

エネルギーの変化は、突然起こるわけではない。

自分が知らず知らずに成長したように、情報領域も知らず知らずに成長する。

 

ある日突然覚醒するということは、ないことはないが、肉体的にも精神的にもかなりの負荷がかかるので、

できれば、知らずに身長が伸びていたという要領で、自身の情報領域が広がっていたという

経験をしていただけたらと思っている。

 

 

今回このワークショップで私が最も心掛けたことは、「詰め込まない」ことだった。

なるべく参加してくださっている方々が、同じようなペースで内容を進めるように

努めようと思った。

 

今までのエネルギーワークに比べると、内容が薄いと感じた方もいらっしゃるかもしれないが、

集まった人たちとゆっくり情報を交換しながらワークを行う、という経験は知識を詰め込んだり、

たくさんエネルギーワークを行うよりずっとずっと豊かな情報を育んでくれたと思う。

 

 

「癒し」についての皆様との意見交換は、たくさんの気づきをもたらしてくれた。

 

それぞれが置かれている心の状態や、日々の生活の中で自身に向けている視線、

日常の生活の中で分離されている自身とのコンタクト状態など、このワークのベクトルを

どこに向けるか、という指針を作るうえで、とても価値ある時間だった。

 

オイルのワークショップでは常に言葉にしているが、自身の思いや気持ちを

言葉にするということは、具象化するということ。

 

聞き手がいればその聞き手にきちんと言語化した情報を伝えられるということは、

自己実現の一つだ。

 

言葉にすることによって解放される情報もある。

 

言葉にすることによって自分が自分を再認識することもある。

 

今回のワークは、質問や自分の状況を色々な場面でシェアできたという点でも、

穏やかな、価値ある、良い時間だった。

 

 

 

 

このワークショップの基本はメルマガで掲載している「セルフヒーリング」を

実際に集まって行うというものだが、今回は「感情を感じる」までで時間切れになってしまった。

 

肉体、感情を分けて感じるということは、普段の生活では経験できない。

 

日々のなかでは、思考なのか、感情なのか、肉体の感覚なのか、みんな一緒になっていて、

何が何だかわからない、という状態で時をまい進している。

 

フッと立ち止まり、一つ一つの意見を聞いてみてあげることは時には大切だし、

情報を収集しやすくなる。

 

 

特に感情は日常の名中で閉じ込めやすい情報領域なので、無制限に扉を開いて感じてあげる、

聞いてあげるという時間を持ってほしいと思う。

 

 

そしてもう一つ、肉体や感情と向き合うワークの時は、

必ず「今」という時空にフォーカスすることを訓練することだ。

 

思い出の扉を開けて、あの時楽しかった、などという情報を引きずり出すのではなくて、

今、自分が何を感じているのか、というところにフォーカスする、

「今、ここにいる自分と向き合う」という感覚を育てられると、

自分の情報領域は高次に向けてぐっとベクトルを定めてくれる。

 

 

 

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本日天候不順の中ご参加くださった方々、ありがとうございました。

 

エネルギーワークを共にできることは、いつでも私の大きな喜びです。

 

確かにここにある絆を感じさせてくれる情報領域を、共に作ってくださって、心から感謝します。

 

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◇次回のホリスティックナチュラルセラピー協会の講座◇
「ちょっと養生～ボディコンディショニング姿勢Ⅰ～」
2019年7月15日(日)　15：00～17：00（受付開始14：45）
場　所　東京都港区南青山5-11-5 住友南青山ビル7F
定員15名　受講料：8,000円
※協会のディプロマをお持ちの方は20％引き
※当日受付にてお支払いください

お申し込み・詳細は「こちら」から。