情報領域を理解するのは、「目に見えない世界」を
イメージしながら進まなければならないという点で、ハードルが高い。

 

伝えることが、伝えた通りにイメージされているか？
というのがワークショップの理解度を上げるポイントになる。

 

参加者全体のイメージ領域を見極めながら、大体同じようなイメージにそろえるために言葉を選ぶ。

 

 

例えば、哺乳類という情報を出すとそれぞれのイメージが大きく広がりすぎる、犬と言うと
自分の好きなタイプの犬しかどうしてもイメージでない、猫というとほとんど全員が猫の特徴を全般的に
イメ―ジする、というように、何かを説明する時に全員が同じ領域のイメージができると理解が深まる。

 

このコツを習得するのに、かなりの失敗ワークショップを経験したが、最近はそこを踏まえて、
そしてなるべくゆっくり丁寧に説明することを心がけている。

 

但し情報量が少ないということがないように、
出し惜しみせずになるべくたくさんの情報を出すことも同時に自分に強いている。

 

時々知り合いのワークショップや興味があるものに参加してみて、
一番感じるのは「これだけ？」という感覚だ。

 

情報が一杯過ぎて混乱するというのも確かに困るが、
どちらかを選ばなければならないなら、迷わず「過多」を私は選ぶ。

 

その時溢れたしまった情報でも、どこかに引っかかっていれば、
いつか必ず役に立つときがくると信じている。

 

そういう理由で、ワークの内容は参加者のキャパシティーの110パーセントくらいを目指している。

 

今回は、「何故これをやるのか」ということを、きっちり理解していただくことを
一つの目標にしていたため、ちょっと説明過多になってしまった。

 

何故、情報を取る必要があるの？

 

何故、グラウンディングをする必要があるの？

 

何故、センタリングが必要なの？

 

という情報を動かす時の基礎練習の必要性を理解することによって、
地味な練習に意義を見出せる可能性がある。

 

しかもその何故の答えを、スピリチュアル系の本に書かれているような、分かるようでわからない、
という形ではなく、実用的にそうしないと情報が取れないから、という視点から説明した。

 

基礎練習に欠かせない、毎日コツコツやることが大切と言ったが、
実は毎日コツコツは大変なことで、思い出した時にやって欲しいというのが、本音だ。

 

ちょっとやってみようかな？という気持ちは、潜在意識から来ているサインなので、
是非そのサインを見逃さずに今回のワークショップの内容を、何でもよいので自主練していただきたい。

 

 

今更やっても無駄、時間ないんじゃない、やってもなにも変わらないよ、というような、
必ずと言っていいほど入る顕在意識の邪魔を払いのけて。

 

安定、変化が大嫌いな顕在意識と、変化、成長、冒険が大好な潜在意識のせめぎ合いになるのは常だが、
潜在意識に軍配を上げて欲しい。

 

それも潜在意識のサインを取る良き練習と思い、潜在意識に従うという選択を人生の中で多くしていくと、
だんだん顕在意識はその状況に順応し、潜在意識優勢を普通だと認識しだす。。

 

ともかく顕在意識は普通が好きなので、これが普通、と思ってくれればしめたもの！
かなり協力的になる。

 

そして思考領域でのサポートに精を出してくれる。

 

このパターンを身に着ければ、日常のささやかなところから、変化、進化、チャレンジが始まり、
自分の制限が緩んでくる。

 

そして、ハートを開く、第4チャクラのスペースが広がる、視野が広がる、
という心地よい言葉が自分の実態と重なってくる。

 

この段階までが基礎の基礎。

 

その基礎力を鍛えることを中心にしたワークショップだったが、
コロナ渦にもかかわらず定員一杯の方にご参加いただき、そして私の憧れの和気あいあい、
自由に発言し、みんなで理解を深め合う、という状態にかなり近いワークショップになったと思う。

 

有意義なひと時を、皆様と過ごせて嬉しかった。

 

 

 

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