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ちょっと養生~夏~を終えて

2017年5月16日 - 最新情報 特別講座 講座ブログ


協会が開催するワークショップの中で、最も物質的なワークショップではあるが、それだからこそ伝えられる領域の情報もある。東洋医学的な思想の全体像を理解+今回のテーマという2部構成でこの講座は成り立っているが、飽きて嫌にならない適度な時間でわかりやすく伝える、ということを第一目標に置いて内容を決めている。

 

東洋医学の世界は長い歴史に培われ、知れば知るほど難しくなるが非常に理論的で、一端を理解してくるとドミノ倒しのように理解できることが増えてくる。普段の生活の中に、「ちょっとした知恵」として入り込んでいる物もたくさんあるので、知識の裏付けができると、「あ、だからこうなんだ」と思えたり、思わぬ思い違いをしていたということに気づいたりする。

 

エネルギー的なワークショップにご参加していただいている方々は、ある程度身近な人たちの肉体の状態を、気だけで理解できるという段階に至っていると思うが、そういう方々がアドバイスをする時に、季節や食など実践的で、自分で取り入れられる情報を伝えられるようにとの思いもあり、講座を開催し始めた。

 

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今回、受講者が作った季節の養生カレンダーは、外気と内気を意識で結びつけることに役に立つと思う。時空という物が、決して横線で引っ張られて過去から未来にむかっているのではなく、大きな円を描きながら立体的にエネルギーを巻き上げ、一年一年自分の年輪が密度濃く情報量を増やしながら、さらに大きな巡りの中で上へ上へ成長しているのだ、という感覚も今回のカレンダーから感じて頂けたらと願っている。

 

同時に作った五行学説のマス埋めだが、前回の「ちょっと養生~春~」にご出席してくださった方がいらしたら、是非前回学んだことを思い出して、埋められるマスを埋めて頂きたい。あの表は、講座内でも言及したが、ネットなどで見てマスだけを埋めても何の意味もなく、ここはこういう話をしていたな、という内容情報がくっついて初めて意味を持ってくる。覚える必要もない。ただ、時々、自分の状態や身近な人の調子が気になった時に、開いてみて、「そういえば、最近ちょっと彼女の顔色、赤いかも?顔色って、どこの臓器だっけ?調子を聞いてみて、こういう物を食べたら?と言ってあげよう」という感じで使っていただきたい。

 

陰陽学説や五行学説は東洋思考に基づいた、全体の中の自分という視点が入っている。それは西洋医学との決定的な違いで、臓器の役割なども、常に他の臓器との関連の中で担っている役割という視点がある。マクロの世界観からミクロの世界観への導線がある。そのズームイン、ズームアウトをしながら全体像を捉え、問題個所を見極め、そこのバランスを取るために再びズームインとズームアウトをする。こういう情報の捉え方と動かし方を、東洋医学という一つの学びの中で練習するのは、エネルギーを扱う上でも大変有効だ。

 

この講座は、知っておいて損はない、という日常の健康情報も合わせてお伝えしていて、今回は、学んだばかりの「アミノ酸」についての情報も皆様とシェアした。最後に自分にあった薬剤を選んでいただいて、ハーブミックスを作って頂いたが、そういうことも回を重ねると、だんだんピントが合ってくると思う。私が説明して皆さんがノートを取る、という時間がちょっと長い講座ではあるが、受講してくださった方々が、早速今日から、自分のために誰かのために、役立てて頂ける内容であったら嬉しいな、と思っている。

 

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最後に言い忘れてしまったが、これから立秋までは陽気がだんだん強くなる。陽気は行動するためのエネルギーなので、それを補気しながら存分に使うということも必要だ。体重で言えば、2キロ減くらいのエネルギーは使っていただいて大丈夫。夏太りを起こす方は、利水を忘れずに!

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