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香りの力~クリア~

2018年10月24日 - スピリチュアルアロマ 最新情報 講座ブログ

今でも毎晩、母の就寝時には寝室にクリアースプレーを撒いている。
母はうっすら目を開け、鼻をクンクンする。
「この臭いで私は生き延びたのよね。」と、とても頻繁に口にする。

 

母の手術が終わり集中治療室での闘病時に、空気が溜まっていて息が苦しい、と言い続ける母に、
いつもいつもこのスプレーをかけて「リフレッシュ~」と言っていた。
母は今と同じように鼻をクンクンさせて、「いい気持ち、息ができる」とか細い声で良く呟いた。
うっかり私がサボっていると、「かけて」と頼んだ。

 

8時の面会時間が終わる時には、クリアーオイルをちょこちょこと
母の寝巻の内側に数滴付け、おやすみを言った。
今は通院時に付けていくマスクの中に1滴、オイルを垂らしている。

 

「病院に行くと皆がいい香りですね、って言うのよ。」と母は嬉しそうに笑う。

 

ヘルパーさんに「私ね、この香りで生きられたの。苦しくて息ができない、
小さな穴から呼吸をしているような気がするときに、なゆちゃんがこのスプレーを撒いてくれるの。
大きく深呼吸して~と言いながら。そうすると不思議に呼吸ができるの、スーッと空気が入ってきて。
寝る時にね、寝巻の襟の所に付けてくれるの。病院の夜は辛くて怖くて、でも時々フッとこの香りが漂うの。
あ、なゆみが付けて行ってくれたんだ。と思うと顔が浮かぶの。そばに居るような気がして、
死んじゃだめだ、早く元気になろうって思えるの。」

 

母の闘病中には、たくさんのツールを屈指して母の命を支えた。
その中でも最もパワフルなツールはミカエル・ザヤットアルケミストオイルだった。
中でもクリアーは入院当初から退院まで、そして自宅療養の今も、なくてはならない大切な香りとなっている。
母の命を繋ぎ、辛い思いを緩和し、家族のぬくもりを感じさせてくれたものすごくパワフルなツールだ。

 

 

夜「おやすみ」と言いに行き、スプレーを部屋中に撒く。
母が鼻をクンクンさせて、「家にいるんだよね。」と呟く。
「そうよ、ママ、お家よ。今日もゆっくり眠ってね。」と言うと、
とても小さくなってしまった母の顔に微笑みが浮かぶ。

 

「いい香りだね。命の恩人。」
母の言葉を聞きながら、ミカエルとマリーの顔を思い浮かべる。
「ありがとう。」二人にそっとお礼を言う。

 

 

10月28日(日)のスピリチュアルアロマ~ミカエル・ザヤットアルケミストオイルを感じようⅨ~では、
クリアーのオイル、クリアースプレーもご紹介します。

 

◇詳細・お申込はこちら
http://holisticnaturaltherapy.com/aroma/

 

日々の雑事に追われるような毎日、週末の2時間、ミカエル・ザヤットの世界にワープしませんか?
香りを楽しむ、香りを感じる、香りを感じる感性を育てる、自分の生活にゆとりができます。

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